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今年もクリスマスのシーズンが近づいてきました!保育士の皆さんは、壁面や子どもたちの制作活動、クリスマス会の準備などで忙しい日々を送っているのではないでしょうか。

今回は、子どもたちがクリスマスを楽しい気持ちで迎えられるよう、年齢別の制作例や、言葉かけのポイント、クリスマス会の出し物アイデアをまとめてみました!

制作は型紙も掲載!ぜひ皆さまの保育に活かしてみてくださいね!

そもそもクリスマスってどんなもの?

ポインセチア
今では日本でも恒例の行事となっている「クリスマス」。家族でケーキを囲んだり、プレゼントを心待ちにしながらベッドに入ったり、保育園では楽しいクリスマス会を催したり……子どもたちにとっては、毎年楽しみなイベントのひとつとなっていることでしょう。

しかし、クリスマスとはいったい、どのようなものなのでしょうか。まずはその起源についておさらいしてみましょう!

クリスマスはイエス・キリストの誕生祭!

クリスマスとは、今から約2000年前に、ユダヤ(現在のイスラエル)のベツレヘムという町の、小さな馬小屋で生まれたイエス・キリストの誕生をお祝いする日のこと。

12月25日がクリスマスとして確立したのは、4世紀くらいだと言われており、ローマで冬至行われていた、太陽神の誕生を祝うお祭りと、「正義の太陽」と呼ばれたイエス・キリストとを結び付けて定められたとされています。

「キリストの誕生日」と誤解されがちだけど、実はキリストの正確な誕生日は不明なんだって!

あくまでも「キリストの誕生を祝う日」であり、大切な人はもちろん、世界中の人々が幸せに過ごせるように願う日なんだホィ!

当初はキリスト教徒がお祝いをするのみの行事でしたが、現在の日本では宗教にかかわらず、あくまで「世界的に知られた偉大な人物の誕生を祝う」、あるいは家族など大切な人との時間を楽しむ習慣・文化として、幅広く親しまれています。

サンタ・クロースって誰?

サンタ・クロースは、4世紀ごろに現在のトルコにいたとされる司教ニコラウスがモチーフになっているとされています。

ニコラウス司教は、貧しい人々を助けたことから後に聖人として称えられ、クリスマスの前夜に家々をめぐり、子どもたちにプレゼントを配ったという伝説が残っています。

保育園でクリスマス会をやる目的とは?

保育園でのクリスマス会には、子どもたちに「クリスマスという習慣に興味を持ってもらう」「その行事の意味を理解して、皆で優しい気持ちでお祝いをする」といった、ねらいや目的があります。

単に「プレゼントをもらえる日」というだけはなくて、クリスマス本来の意味を伝えてあげるとよいね!

 

クリスマスをみんなで楽しむための言葉かけ


では、ここからは子どもたちが、クリスマスという行事をより楽しめるような、言葉かけのポイントと、子どもたちからの質問への答え方をご紹介していきましょう。

クリスマスをやさしい気持ちで迎えましょう!

クリスマスをみんなで幸せに過ごすことができるように、やさしい気持ちになれるような言葉かけをするとよいでしょう。

【言葉かけの例】
クリスマスは、昔、「世界中のみんなが幸せになるように」と願った、イエス・キリストという人の誕生を祝うお祭りです。みんなにも、パパやママ、お友だちなど大切な人はいるよね?みんなが幸せにクリスマスを過ごせるように、やさしい気持ちでお祝いしましょうね!

サンタさんが来てくれるかな?

子どもたちにとって、やはりクリスマスのプレゼントは楽しみなもの。その楽しみな気持ちをさらに高めるとともに、子どもたちのやさしい気持ちや努力を引き出してあげられるような言葉かけを心がけましょう。

【言葉かけの例】
サンタ・クロースさんは、みんながいい子にしているか、いつも見ているんだって。サンタさんは、苦しんでいる人や、貧しい家の子どもたちにプレゼントを配ってまわった人なの。みんなも、サンタさんのようにやさしい心を持って、困っているお友だちがいたら、助けてあげましょうね。

思わず困るこんな質問……どう答える?

さまざまなことに興味津々な子どもたちは、保育士さんにクリスマスにまつわる疑問をぶつけてくることもあるでしょう。よくある質問と、その回答例をまとめました!

サンタさんって本当にいるの?

【回答例】
先生はまだ会ったことはないけれど、雪がたくさん降る北の国に住んでいるそうよ。世界中の子どもたちにプレゼントを運ばなくてはならないから、きっと大忙しなんでしょうね。

サンタさんは本当はパパ・ママなんじゃない?

【回答例】
サンタさんは大忙しだし、今は煙突のないおうちが多いでしょう?サンタさん、おうちに入れないから、パパやママに「いい子の〇〇ちゃんにプレゼントを渡して」ってお願いするんじゃないかな?

トナカイがどうして空を飛ぶの?

【回答例】
世界は広いから、お空を飛ぶトナカイもなかにはいるのかもしれないよ。みんなのところに早くプレゼントを届けるために、魔法がかけられているのかもしれないね。

【年齢別】クリスマスが待ち遠しくなる制作アイデア

ツリーのイラスト
クリスマス当日のクリスマス会だけでなく、その日を楽しみに待つ時間も、大切な行事の一環です。ここからは、年齢別に、クリスマス気分を盛り上げる制作アイデアをご紹介していきましょう!型紙もご紹介しております。拡大コピーしてお使いください!

【0歳】手形でつくるトナカイ

トナカイ制作
小さな手形をトナカイのツノに見立てたかわいらしい制作です。

準備するもの
・色画用紙(茶色・うす茶色・黒・赤)
・絵具またはスタンプ台
・のり・両面テープなど
・はさみ

【1】型紙に沿って色画用紙を切ろう

制作過程
まずはトナカイの顔の形に、色画用紙を切り出します。型紙を使って何枚かまとめて切ると便利!終わったらトナカイの目や鼻、口も切り出して用意しておきます。

【2】トナカイの顔を組み立てよう

用意したパーツを貼り合わせて、トナカイの顔を作ります。0歳以外で取り組む場合で、子どもたち自身で貼り付けができる場合には、貼り付けの工程をやらせてみても、表情豊かなトナカイになっておもしろいでしょう。

手形を取ろう

手形
別の画用紙に両手の手形を取ります。上手に取れたら、よく乾かして手形の周囲を切り抜きましょう。

どの子の手形かわかるように、かならず裏に記名しておくようにしようね!

貼り合わせて完成!

最後に手形のツノをトナカイの顔に貼り付けたらできあがり!紐を付けて窓辺に飾ったり、ツリーの飾りにしても楽しめます。

型紙はコチラ!

型紙
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【1歳】愉快な靴下の壁飾り

靴下
思い思いの模様を散りばめた、楽しいクリスマスの靴下飾りです。

準備するもの
・色画用紙(赤・緑・白)
・シールまたは星や丸などに切り抜いた色画用紙
・マスキングテープやクレヨン、綿など飾りに使いたい材料
・リボン
・のり・両面テープなど
・はさみ
・子どもの顔写真

【1】型紙に沿って色画用紙を切ろう

靴下
まずは靴下の形に、色画用紙を切り出します。赤や緑などクリスマスカラーに統一するときれいです。「どっちの色がいい?」と選ばせてあげてもよいでしょう。

【2】靴下の上部を飾りつける

1歳の場合には、靴下上部の飾りつけと吊り下げ用のリボン付けは、保育士さんがやってあげるとよいでしょう。テープがうまく貼れる子は、リボンを貼りつける作業などを補助してトライさせるのもよいですね。

【3】シールやマスキングテープなどで模様付け

子どもたちに、自由に模様付けを楽しんでもらいましょう!まだシールの台紙から外すのが難しい場合には、保育士さんが補助しながらも、子どもたちが「自分でできた!」という達成感を得られるようにフォローします。

【4】顔写真を添えて完成!

写真パーツ
あらかじめ保育士さんが作っておいた写真パーツを、靴下に添えれば完成です!写真はラミネートしておくと、汚れずにきれいに仕上がります。

型紙はコチラ!

型紙

型紙
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【2歳】ぐるぐる描きのリース

ぐるぐる描きリース
上手にクレヨンやペンを持ってぐるぐるとお絵かきができるようになった2歳児にぴったりのリース飾りです。

準備するもの
・色画用紙(赤・緑・黄)
・シールまたは星や丸などに切り抜いた色画用紙
・その他飾りに使いたい素材
・リボンや麻ひも
・のり・両面テープなど
・はさみ
・クレヨンまたはペン
・子どもの写真

【1】型紙に沿って色画用紙を切ろう

素材
リースの形に色画用紙を切り抜きます。今回は色画用紙を使いますが、紙皿の中央をくりぬいても代用可能です。制作準備の時間や、子どもたちの人数に合わせて、お好きな方を選択しましょう。あわせて飾りとなる大きなリボンや星のパーツを切り出しておきます。

子どもたちが自分で貼れるように、各パーツには裏側に両面テープを貼っておくとよいでしょう。

【2】ぐるぐるお絵かきを楽しもう!

切り抜きができたら、子どもたちに自由にお絵かきをしてもらいます。画材はペンでもクレヨンでもかまいません。力を入れやすいよう、ある程度太めのペンやクレヨンがオススメです。

はみ出しても大丈夫なよう、あらかじめ新聞紙などを下に敷いておきましょう。

【3】シールなどで模様付け

お絵かきが終わったら、丸シールなどでさらに飾り付け。ドングリなど屋外活動で拾った素材を貼りつけるのもよいですね。

【4】リボンや紐を付けよう

お部屋に掛けて楽しめるよう、リースの上部にリボンを付けます。子どもたちに難しい場合には、保育士さんが代行でやってあげてもよいでしょう。

【5】写真パーツを貼って完成!

あらかじめ保育士さんが作っておいた写真パーツを、添えれば完成です!写真はラミネートしておくと、汚れずにきれいに仕上がります。

型紙はコチラ!

型紙
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【3・4歳】サンタさんのふわふわおひげ

サンタさん
サンタさんにふわふわ立派なおひげをつけてあげましょう!顔パーツをなしにして、耳にかける紐を左右につければ、サンタさんごっこ用のマスクにもアレンジできます!

準備するもの
・色画用紙(赤・黒・白)
・綿
・両面テープ
・はさみ

【1】型紙に沿ってサンタさんの顔の土台を作ろう

サンタパーツ
まずは保育士さんがサンタさんの土台を作ってあげましょう。型紙に沿ってパーツを切り抜き、貼り合わせていきます。顔のパーツは子どもたちに貼らせてあげると、個性豊かなサンタさんができあがります。

おひげの部分の表面、目・鼻・口パーツの裏面には両面テープを付けておきましょう。

【2】顔を組み立てよう!

サンタパーツ
子どもたちにサンタさんの顔を仕上げてもらいます。はくりがみがうまく剥がせない場合には、剥がした状態で子どもに渡してあげましょう。貼る位置がうまく定まらないときには、フォローしてあげてもよいですね。

【3】綿をちぎって貼り付けよう

あらかじめシートのように伸ばしておいた綿を適宜ちぎって、はくり紙を剥がした状態のおひげ部分に貼り付けます。複数の綿をペタペタと貼っても、大きな1つのパーツをダイナミックに貼ってもおもしろいでしょう。

【4】お口を付けて完成!

綿を貼り終わったら、口パーツをその上から貼り付けます。これでかわいいサンタ・クロースの完成です!上部にリボンなどを付ければ、壁などに飾って楽しめます。

時間があれば、サンタさんの帽子の起毛の部分などを、子どもたちが細かく切ったりちぎったりした白い紙を貼ることで表現しても、手指の発達に役立つホィ!

 

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型紙
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【3・4・5歳】くしゃくしゃペタペタリース

リース
子どもたちが大好きな紙をくしゃくしゃと丸める動作。うまく活用してかわいいリースを作りましょう!発達にあわせてさまざまな応用ができる制作レシピです。

準備するもの
・色画用紙(緑)またはクラフト紙や包装紙(B4サイズ2枚分程度)
・飾り用の色画用紙(赤・緑・黄など)
・マスキングテープ
・シール
・その他リースに飾りたい素材
・木工用接着剤や両面テープ(飾りの素材にあわせて用意)
・はさみ
・セロハンテープ
・麻ひも
・リボン(子どもたちが自分で結べる場合)

【1】星型などのパーツを切り抜いておこう

まず、リースに貼る飾りをあらかじめ準備しておきます。子どもたち自身で切り出すのが難しいものは、あらかじめ保育士さんが作成しておきます。年齢が高く、自分で好きな飾りを切り出せる場合には、もちろん好きな飾りを作ってもらってもOKです。

できあがったパーツには、裏面に両面テープを貼っておきましょう。

【2】色画用紙やクラフト紙などをくしゃくしゃにしよう

リースの土台を作ります。画用紙を、ねじるようにくしゃくしゃと丸めていきます。保育士さんがお手本を見せてあげるとよいでしょう。

今回は緑色の画用紙を使っていますが、おうちで余ったクリスマスのラッピング紙や、大判のクラフト封筒などでも代用可能です。

今回はB4画用紙2枚で作ってみたよ!くしゃくしゃにし終わったら、つなぎ合わせて輪っかの状態にするよ!接続部分はテープで強めに巻いておいてね!

紙のふちで指を切らないように注意するホィ!

【3】上になる部分を麻ひもで縛ろう

制作途中
リースの形に整えたら、片方のテープ部分の上から麻ひもでしっかり縛ります。この麻ひもは、そのままリースを飾る際のフックになります。難しい部分は保育士さんが代行しましょう。

【4】できる場合にはリボンを結ぼう

自分でリボンが結べる年齢であれば、リース上部、麻ひもの部分に飾りのリボンを結びましょう。リボンを結ぶのが難しければ、画用紙などでリボン型のパーツを作っておき、貼りつけるだけでもかまいません。

【5】シールやマスキングテープなどで飾り付けしよう

シールや切り出した画用紙のパーツ、マスキングテープなどで自由に飾り付けを楽しみましょう。まつぼっくりやドングリなど自然物を貼り付けてもよいですし、年齢が高ければ、毛糸をぐるぐると巻き付けてみてもよいでしょう。接着剤などが完全に乾けば完成です!

【4・5歳】まつぼっくりのミニツリー

ツリー
ちょっぴりお兄さん・お姉さん向けの制作。お外で拾ったまつぼっくりを使って、小さいけれど本格的なツリーを作ります。

準備するもの
・まつぼっくり(できるだけ大きめのもの)
・画用紙(黄色など/パーツ用)
・ビーズ
・お弁当用の調味料カップ
・はぎれ
・麻ひも
・木工用接着材
・絵具(緑・白など/アクリル絵の具が便利)
・ラッカー・ニス(あれば)

【1】まつぼっくりに色を塗ろう

まず、緑色や白色の絵の具でまつぼっくりに色付けをします。転がってしまい、絵の具が付いてしまうことがあるので、テーブルには新聞紙などをしっかり敷いておきましょう。

多少色むらがあったり、まつぼっくりの中心部分が塗れなくても大丈夫!それも味わい深さになります。絵の具は乾くと手に付かなくなるアクリル絵の具がオススメ!

【2】絵の具を乾かそう

塗り終えたら、完全に絵の具が乾くまで、不要な紙などのうえで乾かします。水彩絵の具などで表面の絵の具が触って落ちてしまうような場合には、乾いた後にラッカーをふきかけたり、ニスを塗って表面を保護します。その場合は子どもたちが誤って口に入れたり、吸い込んだりしないように十分注意しましょう。

【3】ビーズやパーツで飾り付けしよう

塗料が完全に乾いたら、木工用接着剤で、画用紙で作った星のパーツや、ビーズなどを貼り付けて飾ります。綿などで雪をかぶったようにしてもよいですね。

【4】土台を準備しよう

土台
飾り付けが終わったら、接着剤が乾くまでの間に、ツリーの土台を準備します。お弁当用の調味料カップ(100円ショップなどで購入可能)のふたを取り除き、外側にはぎれを巻き付けます。

はぎれは包み込むように巻いて、余った部分をカップの内側に入れ、外側を麻ひもで巻いてもよいですし、あらかじめ細長く切って、巻きつけるようにして接着剤で固定してもよいでしょう。

【5】ツリーと土台をくっつけて完成!

ツリーの飾りが完全にくっついたら、ツリー本体を木工用接着材で土台に固定します。完全に乾いて、本体と土台が離れないようになれば完成です!
 

どうする?クリスマス会の企画アイデア

サンタ服の保育士さん
クリスマス会は、クリスマスの楽しい気分を最大限に高めてくれる圓行事です。ここからはクリスマス会の進行手順や、プログラムの例、飾り付けのアイデアなどをご紹介していきましょう!

クリスマス会の進行は?

クリスマス会の手順や進行のしかたは園によってさまざま。新たに企画するのでなければ前年の手順が残っているかと思いますが、参考までに、ひとつの例をご紹介しましょう。

10:00 クリスマス会開始:
開始の挨拶、全員でクリスマスソングを合唱
10:10 0~1歳児の出し物:
0~1歳児は長時間見ていられないため、先に出し物をしてから順次退場できるようにする
10:20 2~3歳児の出し物・お遊戯
10:40 4~5歳児の出し物・合唱や合奏
11:00 保育士の出し物
11:10 クリスマス会終了:子どもが自由遊びをする間にクリスマスメニューの昼食を準備(※園の昼食スケジュールにあわせて進行は変わります)
15:00頃 お昼寝、おやつの後にサンタさんからのプレゼント

お昼寝から覚めたらなんと、サンタさんが園にやってきた!子どもたちの驚く顔が浮かんでくるホィね!

 

【プログラムアイデア1】みんなでゲーム

クリスマス会でゲームを楽しむならば、やっぱりイベントにちなんだものがオススメ!ここでは全員で楽しめる楽しい遊びをご紹介します。

◆サンタクイズ

「サンタさんはどこの国に住んでいるでしょう?」「プレゼントは誰が作っているの?」などサンタさんやクリスマスにちなんだクイズをします。「みんなで〇〇問正解したら、サンタさんがやってくるよ!」などと期待感を膨らませる導入として活用してもよいですね。

◆サンタさんにプレゼントの袋を届けよう!

布の袋にプレゼントをたくさん詰めて準備。「あれ?サンタさんがこんなところにプレゼントを忘れて行っちゃった!届けてあげよう!」と、バケツリレーの要領でプレゼントの袋をみんなで運びます。保育室の外にはサンタさんが……という演出も楽しそうですね。

【プログラムアイデア2】みんなで雪を降らせよう!

雪だるま
小さな白い紙をたくさん用意して、「いちにのさん!」で天井に投げれば……まるで雪が降っているように!遊び終わったらサンタさんが来るまえに、みんなで片づけておきましょうね!

【プログラムアイデア3】サンタさんなりきりプレゼント交換

(1)壁面制作などでポケットになる靴下の飾りを作っておきます
(2)あらかじめ園児がお友だちにお手紙などのプレゼントを作ります。
(3)先生が回収してランダムで靴下にプレゼントを入れます。
(4)自分の作った靴下にお友だちからのプレゼントが!

サンタさんからのプレゼントを待つのも楽しいですが、子どもたち同士でプレゼント交換をしても楽しいですよ!

手づくりハンドベルで演奏会

クリスマスカラーのフェルトや布をスティック状に縫い合わせ、中に綿を詰めて鈴を付ければ、楽しい楽器のできあがり!月齢の低い子でも持ちやすく、万が一お友だちに当たってしまっても痛くないため、みんなで振って遊べます。

保育士さんのピアノに合わせて、クリスマスの演奏会を楽しみましょう!

保育士さんの出し物に使えるアイデア

保育士さん
クリスマス会では、保育士さんの出し物を楽しみにしている子どもたちも多いことでしょう。定番のものもありますが、クリスマス会を盛り上げる出し物の例をいくつかご紹介しましょう。

◆手品◆
簡単なマジックでも、演出のしかたひとつで見え方は変わるもの。本物の魔女になった気分で
子どもたちを驚かせましょう!保育士さん向けに手品の方法を紹介した書籍も出版されていますので、参考にしてみるとよいでしょう。
◆グラスハープ◆
グラスハープとは、ワイングラスに水を入れたものを複数用意し、指でこすることで神秘的な音を奏でる楽器。グラスの形や入っている水の量で音階が変えられます。練習は必要ですが、簡単な曲が演奏できれば、きっとステキなコンサートになるでしょう。
◆ブラックライトシアター◆
ブラックライトシアターとは、毛羽立ちのある黒いパネル布を貼ったボードを舞台に、Pペーパーと呼ばれる不織布に蛍光塗料で彩色した人形を貼ったり、動かしたりしながら演じる人形劇の一種。部屋を暗くし、ブラックライトを当てると、蛍光塗料を使った人形だけが浮かび上がり、幻想的です!
◆窓スプレーシアター◆
窓用のスノースプレーを使って、窓に絵を描いていきます。描いたり消したりを繰り返せば、おはなし形式で演出することもできます。部屋の中の子どもたちには、スプレー担当と別の保育士さんが解説や進行を行うのでチームワークよく進めて行きましょう!

そのほか、普段の保育でも取り入れられる人形劇やペープサートを披露するのもいいですね。クリスマスにちなんだ題材を選べば、子どもたちもきっと喜んでくれるはずです!

クリスマス会の飾りにステンドグラスはいかが?

クリスマスの女の子
保育室の雰囲気作りも、クリスマスをより楽しくする大切な要素のひとつ。普段の壁面の他にも、窓辺を美しく彩るステンドグラスを作ってみてはいかがでしょうか。

セロファン紙で作るステンドグラス

ステンドグラスというと、少し大変そうなイメージですが、セロファン紙と黒い画用紙があれば、簡単に好きな模様のステンドグラスが作れます!

準備するもの
・黒い画用紙
・セロファン紙(5色組)
・のり/両面テープなど
・鉛筆・消しゴム
・カッター(カービングカッターが便利)

【1】黒い画用紙に下描きをします


黒い画用紙に鉛筆で下描きをします。好きな模様を薄く描いたら、その線の両外側5ミリほどのところに強く線を描いていけば、それが切り取り線になります。

※わかりづらい場合は、切り取り線を明るい色の色鉛筆で書きましょう。
※文字を入れる場合は裏面になりますので、鏡文字にしましょう。

【2】下描きに沿ってカッターで切り抜いて台紙を作ります


この作業はちょっぴり根気が必要です。先ほどの下書きの線に沿ってひたすら切り抜いていきます。失敗しても多少はセロファンの貼り付け時に修正できますのでご安心を。

【3】裏面(下描きした面)にセロファンを貼っていきます


切り抜きが終わったら下描きした面からセロハンを貼り付けます。黒い画用紙部分にのりを付け、セロファンをかぶせ、黒い縁取りの上から軽くカッターを滑らせれば、スムーズにセロファンが切り抜けます。

※のりはしわにならないよう水分の少ないテープのりやスティックのりがオススメです。
※異なる色を重ねる、2重に貼るなどでさまざまな色が演出できます。

きれいにセロファン紙が貼れれば完成!さっそく窓辺に飾ってみよう!

簡単にできるモチーフでもたくさん作って飾れば、保育室が華やかになるホィよ!

クリスマス会の導入や幕引きには絵本や歌がオススメ


クリスマス会の開始時・終了時に役立つのが、みんなで楽しめる定番のクリスマスソングや、クリスマスを題材にした絵本。クリスマスに意識を向けるのに絵本を活用し、最後に歌を歌って締めくくるなど、工夫して取り入れてみるとよいでしょう。

◆みんなで楽しめるクリスマスソング◆
・ジングルベル
・赤鼻のトナカイ
・あわてんぼうのサンタクロース
・サンタが街にやってくる
・サンタクロースがやってくる
・きよしこの夜
・もろびとこぞりて

クリスマスを題材にした絵本3選

クリスマスをテーマにした絵本はたくさんありますが、なかでも長年愛され続けてきた名作絵本を3冊ご紹介します!

『まどから おくりもの』

『まどから おくりもの』(作・絵:五味 太郎/出版社:偕成社)は1983年から長年多くの子どもたちに愛され続ける仕掛け絵本。窓から見える様子から、「これはどうやら〇〇のおうち」と推測して、プレゼントを届けるサンタさん。でも、ページをめくるとあれあれ、サンタさんの思っていたのとはどこか違うようで……。ちょっぴりハラハラするけれど、最後には幸せなクリスマスがみんなに訪れます。

『クリスマスって なあに』

『クリスマスって なあに』(作・絵:ディック・ブルーナ/訳:舟崎 靖子/出版社:講談社 )は、うさこちゃんシリーズや、ミッフィーでおなじみのディック・ブルーナによる、クリスマスの本当の意味を伝えてくれる絵本。1982年から世界中で親しまれています。

『よるくま クリスマスのまえのよる』

『よるくま クリスマスのまえのよる』(作:酒井 駒子/出版社:白泉社)は、人気の「よるくま」シリーズの1冊。「おかあさんに叱られちゃったから、サンタさんは来ないかもしれない……」そんな心配からはじまる、お母さんへの愛情あふれる物語には、大人も思わず胸を打たれます。

編集者より


今年ももうクリスマスシーズン。1年は本当にあっという間に過ぎていきます。きらびやかなイルミネーションが街を彩り、大人にとっても心がワクワクするような気持ちを思い起こさせてくれるクリスマス。

子どもたちが大人になったとき、師走の忙しさのなかでも、ふと、幼少期のクリスマスの、楽しくあたたかな思い出が、その心をあたためてくれたら素敵ですね。

今年のクリスマス会も、子どもたちにとって、そして保育士さんにとって、素晴らしい思い出になりますように!メリークリスマス!

◆保育のお仕事人材紹介◆

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参考資料

  • 田村正隆(2017)『必ず役立つ! 保育の年中行事まるごとアイデア (ナツメ幼稚園・保育園BOOKS)』(ナツメ社)
  • 田村正隆(2017)『年齢別 行事ことばかけハンドブック (PriPriブックス)』(ナツメ社

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