良い意味で手を抜いています(笑)

INTERVIEW

Y先生

学習塾就職→結婚、産休→保育士資格を取得→どろんこ会6年

Q異年齢保育は大変そう…と不安になる人もいると思いますが…

初めての異年齢保育は不安になると思いますし、私も不安でした。

最初は全体を見ることができず、見えないことがたくさんありました。

でも、周りがフォローをしてくれましたし、教えてもらいながら自然とできるようになっていきました。

「やらされている感」ではなくて、好きな子を守ってあげている感覚

異年齢保育の良さは、子ども同士の育ち合いです。

型にはめて「何歳児だから」「何歳児はこうする」ではなく、可能であればできるだけまずは型をとってあげるのが良いと思います。

保育は大人がやらないといけないと思っているから、その価値観が邪魔をしているけれど、5歳の子でも保育はできます。

お散歩の時、大人は一人ずつとしか手を繋げないけど、5歳児は小さい子と手を繋げるし、白線の内側にも入れてあげるんです。

小さい子のエプロンもお兄さん・お姉さんが洗ってくれます。

日頃いろんな年齢の子ども同士が接しているから、「やらされている感」ではなくて、好きな子を守ってあげている感覚。

時にはケンカもするけど、子ども達が自分たちで解決をしますし、交渉力を学び、気が合えば一緒に遊びます。

子ども同士で助け合うことの方が多いので、大人からの小さなお助けはいりません。

思っている以上に子ども達の力は偉大なんです。

なので、仕事内容はそんなに大変ではありません。良い意味で手を抜いています…(笑)

もちろん責任のある仕事ですし、けがをさせないようにしないといけない。そういう風に見守っています。

困った時のマニュアルもあるので、子どもとの接し方、保育の視点、配置、安全管理(その他、衛生管理、書類の記入の仕方、来客者の接し方)等はすぐに調べれば分かって安心です。