子どもの成長を見守り、支える保育士さん。その仕事は大変やりがいのあるものですが、時に業務の多さや人間関係などに疲れ、つい「辞めたいな…」なんて思ってしまうこともあるのではないでしょうか。今回は、そんな心がちょっぴり疲れた時に、勇気や元気を与えてくれる7つの名言をお贈りします。
人間関係に疲れた…そんなあなたに贈る名言
同僚や上司、園長、保護者…保育士さんは常に多くの人と関わっています。その人間関係がいつも円満で平穏なものであるとは限りません。まずは人間関係に疲れてしまった方に3つの名言をご紹介します。
相手の心を確実に掴む方法は、相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、あるいは心から認めてやることである。
《デール・カーネギー》
▲なぜか先輩や同僚から罵倒されてばかりいる、うまくコミュニケーションが取れない…そんな時は相手のプライドを意識して、優れた点を認めてあげると良いかもしれません。同時にあなたにもあなたにしかない素晴らしいところがあるのをどうかお忘れなく!
《ゲーテ》
▲時には逃げたっていい。ただ、相性の悪い同僚や上司と付き合っているあなたの今の時間は、決して無駄ではありません。その経験はあなたをより強く、優しい人に成長させてくれるのですから…。
一つの失敗で全て否定しない。
長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる。
《吉田松陰》
▲相手に対して腹立たしく思ったり「どうしてわかってくれないの!」と憤慨する日もあるでしょう。しかし感情が高ぶったときほど、自分のものの見方や固定観念が強くなってしまうものです。落ち着いて深呼吸!この名言に当てはまるものがないか、冷静に考えてみましょう。
自分に自信がないあなたに贈る名言
続いて、仕事でミスをしてしまった、上司に怒られてしまった、自分の保育に自信がない…そんな自分に対する自信を失ってしまっている方に、3つの優しい名言をご紹介しましょう。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか、才能なんて思われていたものを越えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
《岡本太郎》
▲「私…保育士に向いてないのかな…才能ないのかな…」と落ち込んだ時は、ぜひ思い出してみてください。なぜ保育士さんになろうと思ったかを。そしてその決意が、あなたを本物の保育士さんにしたことを。才能だけでなく想いも時に強い力になるのです。
《ビル・ゲイツ》
▲ついつい他人と比べて自分を評価していませんか?あなたは他の誰でもないからこそ大切なのです。自分の中にある良いところ、しっかりと見つけてあげてくださいね。
いくらのろくてもかまいませんよ
たいせつなことは
いつでも前をむいて
自分の道を歩くことですよ
《相田みつを》
▲人にはそれぞれのペースというものがあります。物覚えがとても速い人もいれば、じっくり時間をかけて習得する人もいる。あなたはあなたのペースで…。たとえ遅くともしっかり進んでいるのですから。
保育士の道をあきらめてしまう前に…
何らかの困難にぶち当たったとき、「もう諦めてしまおうか」という気持ちになることもあります。もちろん、逃げることは悪いことではありません。時には諦めだって必要な時もあります。しかし、もしも迷っているならば…思い出してほしい名言を1つご紹介します。
《シェイクスピア》
▲うまくいかないのは、ただ、プロセスが違うだけかもしれません。環境が合わないだけかもしれません。自分はなぜこの仕事をしているのか、何を成し遂げたいのか…もしも志が残っているのなら、その想いを実現する方法を、もういちど考えてみるのも、良いかもしれませんよ。
編集者より
人生に迷ったとき、先人たちの言葉に時に励まされ、時に大事なことに気付かされることがあります。今回は7つしかご紹介できませんが、心が疲れたときは、誰かの言葉を探ってみるのも良いでしょう。
参考文献・サイト