「さくらさくみらい 西原」。
東京都渋谷区・幡ヶ谷の閑静な住宅街にある、2017年10月に開園した認可保育園です。
すっきりとした外観に、木目の優しい内装の3階建ての保育園。今回は、おうちのような印象を持つ「さくらさくみらい 西原」を取材してきました!
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*シリーズ「保育ノゲンバ」は、保育施設や保育士・園長先生などにフォーカスし、保育の現場(ゲンバ)をお伝えするリポート取材連載です。
さくらさくみらいとは?
さくらさくみらいは株式会社さくらさくみらいが運営する保育施設です。
東京23区を中心に千葉・埼玉・大阪など全国で認可・認証の保育所を展開しており、その数49園にのぼります。
「愛情をたっぷりと注ぎ、あわてず個性を伸ばす」という保育方針に基づき、家庭的な雰囲気での保育園運営を目指しています。
さくらさくみらい 西原って?
今回お伺いした「さくらさくみらい 西原」は、全国49園あるさくらさくみらいのうちのひとつ。
2017年10月に開園した渋谷区の認可保育園で、京王新線・幡ヶ谷駅から徒歩5分の立地にあります。
法人の掲げる保育方針を遵守しながら、先生たちが積極的に子どもたちとやりたいプログラムを考えて提案し、「あわてず個性を伸ばす」保育を実践しています。
実際にこの園で働いている溝渕茜先生も、
行ってみたいと思ったことはまず園長に相談していますが、行ってみたい保育内容を積極的に取り入れてもらえる園だと思います。
とコメントされていました。
子どもたちの主体性はもちろん、保育士さんたちも自分から率先して動ける環境なのが魅力的です。
園内を見学させていただきました!
さっそく、園の中を見学させていただきました!
「さくらさくみらい 西原」は3階建てのすっきりとした外観の建物で、内装はむくの木のあたたかさを活かしたものになっています。
さくらさくみらい 西原の魅力を聞いてみた
法人内に園や職員をサポートするフォローチームを置くなど、保育士さんの働きやすい環境づくりにも注力しているさくらさくみらい。
そんなさくらさくみらいで働く保育士さんに、スタッフ目線で感じる魅力をお聞きしました。
保育士・溝渕茜(みぞぶちあかね)先生
――働く側から見て、さくらさくみらいの魅力はどのようなところだと思いますか?
溝渕先生:子どもひとりひとりをしっかり見てあげられるところだと思います。行事や製作の準備の負担も少ないので焦ることもなく、ゆったりと日々の保育に時間を使えています。
また先生同士の仲もよく、働きやすい環境です。普段から先生同士で協力し合い、ゆとりのある保育ができているので、事務仕事がたまってしまうということもありません。
――保育を行う上で意識していること、気を付けていることがあれば教えてください。
溝渕先生:私の担当は3歳児クラスなのですが、乳児から幼児に移行する時期であるため、月齢差が大きく出ます。なので、自分でできることは極力自分でさせてあげることを大切にしていますね。でも、甘えたいときにはきちんとお母さんのように受け入れてあげたいと思っています。
園長・吉田広美(よしだひろみ)先生
――さくらさくみらいには「あわてず個性を伸ばす」という保育方針がありますが、その点について、保育士さんへの指導で工夫している点などはありますか?
吉田園長:子ども一人ひとりの性格はそれぞれ違いますから、その子たちにあった対応を心がけてもらうようにしています。
たとえば先生が行おうとしている保育のプログラムに対して、眠くて動けない子がいたとします。そういう時には「どうして今この子はやりたくないのかな?」と様子を見て、慌てずに気持ちを受け止めてあげることが大切だなと思いますね。子どもの行動には、何かしらの理由があるはずですから。
ですから日常の保育でも、無理にまとめようとかはせずに、まずは「子どもたちの気持ちに寄り添ってあげて」と声をかけています。
――保育士さんに対して、意識している対応などはありますか?
吉田園長:子どもたちに「あわてない保育」をするには、保育士の先生たちにもゆったりした気持ちで仕事に励んでほしいと思っていますね。先生の焦りは子どもに伝わってしまうので。
先生に何か期限のある仕事があったとしても、「早くしてね」って急かすのではなく、「焦らなくて大丈夫だよ」とおおらかに構えているようにしています。どうしても間に合わないときは相談してもらって、いっしょにどうしたらいいか考えるように心がけていますね。
編集者より
木の風合いが明るく優しい内装に、子どもたちと笑顔で接する先生方、そして元気いっぱいで人懐っこい子どもたち。取材にお伺いした編集部のことも、優しく迎えてくださいました。
家庭的でゆったりとした焦らない保育を大切にしているさくらさくみらい。
次回は、「さくらさくみらい 西原」をあたたかな愛情で包んでおられる吉田園長にお話を伺います。
取材にご協力いただきましたみなさま、誠にありがとうございました!
※この取材記事の内容は、2018年9月に行った取材に基づき作成しています。