一生懸命仕事に取り組む中では、ひどく落ち込む日もあるもの…。そんな時職場の先輩や同僚、保護者や子どもたちなど、身近な方の何気ない一言に救われたことはありませんか?今回は、保育士さんたちが実際に励まされたというステキな言葉をご紹介します!
職場の仲間の励ましの言葉
業務中最も身近な存在である職場の先輩や同僚。時に厳しいこともあるけれど、頑張りを傍で見ていてくれるからこそ、思わずほろりとしてしまいそうな優しい言葉に出会えることもあります。
仕事中は神経が張り詰めているもの…。焦っているときや業務に不慣れなうちはおさらです。だからこそ、一緒に働く仲間が優しく受け止めてくれたり、激励の言葉を送ってくれたときには、とても励まされるものですよね!
保護者の方からの感謝の言葉
保護者対応は大変気を遣う保育士業務のひとつでもありますが、一方で子どもの家庭での様子を聞けたり、感謝の言葉を貰ったり…やりがいを感じられる仕事でもあります。毎日の送迎や連絡帳での保護者とのやりとりで出会ったステキな言葉をご紹介しましょう。
保護者の方から感謝の言葉を貰ったときは、頑張ってきて良かったな…と感じることでしょう。多くの保育士さんがこういった言葉を明日への力にしているのかもしれませんね。
子どもたちからもらった癒しの言葉
保育士さんにとって、何よりもうれしいのは子どもたちから優しくかわいらしい言葉を貰った時ではないでしょうか。ここでは心温まる癒しの一言をご紹介します!
「ここには”あなた”が必要なの」
最後に、ある保育士さんと定年退職される施設長との感動エピソードをご紹介しましょう。
「私はこの3月で定年。保育に携わりたくても、ゴールが決まってしまっている以上、続けることはできないの…。あなたが苦しいのもわかる。しんどいよね…。でも、子どもという一人の人間と関わる仕事の中で子どもたちの気持ちを分かろうとするあなたは…ここにいなくちゃ。私にできることはするから!私の分まで頑張って!」
その時、施設長は大切にされていた新聞遊びの本を私に手渡してくださいました。…涙が止まりませんでした。(30代)
ステキなエピソードですね…。仕事でもプライベートでも、真剣にものごとに取り組んでいると、苦しい中にふと素晴らしい出来事に遭遇することがあります。きっと今この記事を読んでくださっている皆さまにも、覚えがあることでしょう。そういった出来事は、まさにその人の人生における”宝物”となるでしょう。
保育士は決して楽な仕事ではありません。責任も重く人間関係が複雑な職場も多くあります。しかし、だからこそ得られる素晴らしい経験もあるのかもしれません。保育士を続ける中で、自分だけの宝物がどんどん増えていったら…そして辛いときに思い出して、少しでも笑顔になることができたら…ステキですね!
編集者より
生きていると、正直辛いことの方が多いなと感じることが多々あります。しかし、そんな中にもちょっとした喜びがあるからこそ「もう少し頑張ってみよう!」と思えるもの。今回ご紹介したステキな言葉たちも、保育士さんたちが辛いときに、きっと優しく道先を照らしてくれることでしょう。
あなたの大切な言葉はどんなものでしょうか。辛くなったとき、どうしようもなく悲しいとき、ぜひその言葉を思い出してみてください。それはあなたの努力の賜物でもあるのです。もしかしたら、もう方法がないと思っていたところに、思わぬ可能性を見出すことができるかもしれませんよ。
・実施期間:2015年11月14日~11月16日
・実施対象:保育士(100%)
・回答者数:16人(平均年齢:32.3歳)
・男女割合:女性/100%
※ご協力いただきました皆さま、貴重なご意見をありがとうございました!