保育の基礎知識

部分実習の指導案の書き方とポイント~保育園・幼稚園編~

保育実習中に、ぜひとも経験しておきたいのが部分実習
部分実習は、朝の会や帰りの会、遊びや製作など、一日の保育の中の一部分だけを実習するものです。
経験しておくことで、丸一日の実習である責任実習に向けての練習にもなりますし、現場へ出たときへの自信にも繋がります。

今回はそんな”部分実習”のお願いの仕方や、実施する際の指導案の作り方についてまとめました。

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部分実習のお願いの仕方

何度か行う保育実習や教育実習の中で、「責任実習」は必ず1回は経験するように日程が組まれています。
しかし、部分実習については指定しない学校も多いようです。
実習園の先生から「部分実習はどうしますか?」と聞いてくれる場合もありますが、部分実習の話がまったく出ない場合もあるでしょう。
つまり、自分から部分実習のお願いをしないと、責任実習でいきなり本番なんてことに……!

何日か園の様子を見て、1日の流れが掴めてきたら自分から担当の先生に相談してみましょう。
どのような活動をしたいのか、相談する前に具体的にいくつか考えておくと良いと思います。

部分実習はどのようにお願いするの?

毎日の保育計画はすでに決まっているはずなので、早めに相談するのがポイントです!
不明な点や気になることがあればそれも一緒に相談してみましょう。自分からお願いすることは、積極性の評価にもつながりますよ!

それでは、どのようにして相談すればよいのでしょうか?
以下の2パターンのお願いの仕方を見てみましょう。

Aさん
Aさん
実習中に子どもたちと○○の活動をしたいのですが、お時間いただける日はありますでしょうか?
Bさん
Bさん
実習中に部分実習をやらなきゃいけないんですけど、何かやってもいいですか?

Aさんの場合は読みたい絵本や活動がすでに決まっており、日程も余裕を持って相談していますね。
これなら担当の先生も、部分実習にどのくらいの時間が必要かを把握しやすくなります。

しかし、Bさんの場合は「やらされている」感じがしてやる気がないように見えますし、具体的な活動も決まっていないので、担当の先生も日程を組みにくいですよね。

お願いの仕方ひとつとっても印象に大きな差がつきますので、気をつけるようにしましょう。

部分実習の活動内容

部分実習といっても活動はさまざま。
朝の会、帰りの会、絵本の読み聞かせ、制作、遊び……どのような活動をしたいのか、事前に考えておく必要があります。
責任実習では1日の活動をすべて行うことになるので、朝の会・帰りの会はもちろんありますし、主活動も行います。
責任実習の本番までに、どれか1つでも経験しておいたほうが安心ですね。

内容を考える際には、年齢や発達に合ったものを選ぶことが大切です。
大まかな内容が決まったら、指導担当の先生にも事前に伝えて相談すると良いでしょう。丸投げにするのではなく、自身の考えを踏まえつつ質問するようにしましょう。

普段は先生たちの保育を見て、流れを理解しているつもりでも、いざ子どもの前に立つと頭が真っ白になっちゃうことも多々あるよね。
責任実習までに経験しておきたいことや子どもたちの反応が知りたいものなど、1つに限らずいくつか考えて実践できると良いホィね。

部分実習の指導案の書き方

担当の先生と打ち合わせをしたら、いよいよ指導案の作成です。
ポイントを押さえて、自分のためにもわかりやすい指導案を書きましょう!

1.環境設定は細かく書く!

分実習を行う場所はどこでしょうか? 机や椅子はどのように並べますか?
何の絵本を読みますか?制作に必要な材料は?配り方は?……

わかっているつもりでも、実際に実習を行うとなるとわからなくなってしまうことがよくあります。
事前にしっかり考えて準備できるのは環境設定くらいのもの。一つひとつ丁寧に記しておくと、落ち着いて取り組むことができます。
任せる先生も安心です。

2.子どもの反応を予想する!

どうしても事前に準備できないのが子どもたちの動き。当たり前ですが、当日にならないとわかりません。
しかし、予想することはできます
クラスの子どもたちはどのような様子でしょうか? 何ができて、何が難しいのか、どのような個性を持った子どもたちがいるのか……

すべて書く必要はありませんが、起こりそうなことを予想して書いておくことは大切です。
声をかけても集まらない子がいるかもしれない、説明を理解するのが難しい子がいるかもしれない……など、事前に起こりうることを考えておけば、それぞれにあった対策も考えられますよね!

3.実習生の動きは具体的に書く!

主活動に入る前に、まずは子どもの興味を惹きつける導入を考えましょう。
どのようなことをしたらこちらに注目してくれるでしょうか? いくつかレパートリーを考えておくと、現場に出た時にも活かせますね。

子どもたちが興味を持ってくれたらいよいよ主活動の始まりです。
はじめに大まかな活動の流れを考えたら、予想される子どもたちの動きにどのように対応していくかも考えていきます。
環境設定と予想される子どもの動きを踏まえて、自分がどのように働きかけるのか……これを考えておくことで、部分実習での経験がよりよいものになりますよ!

実習が終わった後の振り返り

部分実習を終えてみて、自分の動きについて「100%の出来だった!」と言える人は多くありません。
上手くいかなかったところ、予想できていなかったところがたくさん見えてくることと思います。
そのような発見ができたら、部分実習は大成功です!

考えていたことと、実際に行ったことのズレが保育の難しさであり、楽しいところです。
経験してみて「もっとこうすれば良かった」と改善策を考えたり、それでもわからないことは調べたりしてみましょう。

実習生のうちだからこそ失敗が許されるもの、とポジティブにとらえるといいですね。
今回経験して勉強したことが、保育者としての自分の力になりますよ!

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