今年も残すところわずか。年賀状や年始のおたよりの準備はお済みですか?今や年始のあいさつもメールやSNSで行うことが増えましたが、その人らしさのこもった年賀状が届くと、やはりうれしいものです。本日は短時間で描ける、お正月イラストの描き方をご紹介します!年賀状だけでなく、おたよりのカットとしても活用可能。子どもでもすぐ覚えられるカンタンな描き方もご紹介します!
各イラストの下の青いボタンから、ファイルをダウンロードできます。下描きの際のトレース用などご自由にお使いください!
思わぬ人から年賀状…手軽でカワイイ手描きイラストはいかが?
自分からは出さなくても、古い友人や親せきから、思いがけず年賀状が届くことはありませんか?市販の年賀はがきを買ったはいいものの、なんとなく味気ない…そんな時には、手描きのイラストを添えてみてはいかがでしょうか?直接はがきに描いても、事前にイラストを描いておいて縮小コピーし、シールのように貼り付けてもOK!カンタンに個性的な年賀状が手軽に作れますよ。
筆ペンと色鉛筆でカンタン!今年の干支を描いてみよう!
今回はすぐに覚えられるひつじの描き方をご紹介します!絵が苦手な方でも、マルを組み合わせていくだけでカンタンに描けます!お子さまでも覚えやすい描き方なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
【基本はマル!5ステップでできる下描き】 | |
---|---|
1 | まずはひつじの体のサイズに合わせマルを描きます ※わかりやすいように筆ペンを使用していますが、下描きは鉛筆で行いましょう |
2 | <1>のマルの中に、もう一つマルを描きます(顔になります) |
3 | 顔となるマルの両脇に、同じような大きさのマルをそれぞれ描きます(角になります) |
4 | 足を描き入れます(短めの方がキュートです) |
5 | 体の部分をもこもこにし、目・鼻・口・角のうずまきを描けば下描き完成! |
【着彩は色鉛筆で!】
下描きができたら、次は色鉛筆で着彩します。あえて雑に色を塗っても筆ペンの風合いとよく合います。いろいろ試してお好きな風合いに仕上げてくださいね!
編集者オススメの塗り方
まずは好きな色でひつじの色を塗っていきます。多少はみ出ても気にしなくてOK!もこもこの毛は、今回は山吹色を使用していますが、水色やピンクでもかわいらしく仕上がります。
絵の最も外側の線以外は、ダークブラウンなどの色鉛筆で縁取りしてしまいます。筆ペンは細かな部分の調整がしにくいので、顔のパーツなどは色鉛筆で描き上げてしまった方がラクですよ!
【筆ペンで縁取りして完成!】
着彩が終わったら、最後に外側の線を描いていきます。使うのは祝儀袋などに記入する”筆ペン”。文具店のみでなく、スーパーなどでも300~400円程度で購入できます。インクが乾きにくいので、手がこすれないよう、利き手から遠い部分から描いていくようにしましょう。また、乾きが遅い場合は、軽くティッシュペーパーで押さえるか、ドライヤーなども活用しましょう。
【応用編】横向きのひつじのイラスト
同じような描き方で、横向きのひつじも描けます!体の部分に文字も入れられるので、年賀はがきに大きく描いても◎。
お正月ならではのイラストカット集
干支以外にもいろいろなイラストを描きたい!という方向けに、いくつかお正月ならではのモチーフをご用意しました。ダウンロードしてそのまま使っても、下描きの参考としてトレースしてもOK!いろいろと組み合わせて、あなたらしい作品に仕上げてくださいね!
鏡もちのイラスト
着物姿のうさぎのイラスト
しめ縄のイラスト
だるまのイラスト
梅の花のイラスト
羽子板のイラスト
焼きもちのイラスト
メッセージもぜひ筆ペンで!
謹賀新年、賀正といった文字も、イラストに合わせて筆ペンで書けば統一感が出ます!日頃あまり使う機会のない筆記具ではありますが、英文なども和風にアレンジできるすぐれもの。筆に慣れていない場合は、試し書きをしてから本番の用紙に書き入れると安心です。
編集者より
最近はめっきり年賀状を書かなくなりましたが、古い友人などから、手描きのカットやひとことが添えられた年賀状が届くと「そうか…この人はこんな絵や文字を書く人だったな。元気にしているんだな…」と心があたたかくなります。皆さまも年賀状を書く際にはあなたらしさの伝わるものを送ってみてはいかがでしょう。
筆ペンで描くイラストは、コントラストもしっかり出るので、年始に渡すおたよりのカットにも適しています。季節感の出せる画材なので、ぜひいろいろと活用してみてくださいね!