いつの時代も、読み手と聞き手とを結びつけ、子どもたちに幸せな時間を与えてきた「読み聞かせ」。「シリーズ・ココロをつなぐ読み聞かせ」では、これまで絵本の魅力や、読み聞かせを実践する際のポイントをご紹介してきました。
シリーズ最終回となる今回は、読み聞かせのプロ、聞かせ屋。けいたろうさんに、読み聞かせのお手本を見せていただきます!
『おっぱいゴリラ』お手本読み聞かせ
◆聞かせ屋。けいたろうさんの読み聞かせ術【実践編①】
『たっちだいすき』お手本読み聞かせ
◆聞かせ屋。けいたろうさんの読み聞かせ術【実践編②】
編集者より
シンプルながら、言葉のひとつひとつが心にスッと入ってくるような、聞かせ屋。けいたろうさんの読み聞かせ。優しい声色と、読み終わった後に感じる「満足感」にも似た余韻には、どこか懐かしさを感じさせるものがありました。
インタビューの冒頭で「子どもたちに読み聞かせをする際に、どんな絵本を選んだらよいか」という質問に、「まずは自分自身が読みたいな、好きだなと思う絵本を選ぶことが大切」と語ってくれたけいたろうさん。
テクニックや知識はさることながら、その土台に「絵本が好きだ」「子どもたちと魅力を共有したい」という気持ちがあるからこそ、けいたろうさんの読み聞かせは、多くの人の心を惹きつけるのかもしれません。
今回インタビューに協力くださった聞かせ屋。けいたろうさん、本当にありがとうございました!
けいたろうさんプロフィール
聞かせ屋。けいたろう
夜の路上で、大人に絵本を読み始めた、聞かせ屋。
親子読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会で全国を駆け回る。
絵本の文章、翻訳も手がける。保育士。一児の父。
作品に「どうぶつしんちょうそくてい」「おっぱいごりら」(アリス館)
「まいごのたまご」(角川書店)「絵本カルボナーラ」(フレーベル館)など。
ホームページhttp://kikaseya.jp
公演予定、ご依頼もこちらです。