保育士としての大切なお仕事にやりがいを感じながらも、「給料が低い」「もう少し稼ぎたい」と感じて、副業に関心を持つ保育士の方もいるでしょう。しかし、「そもそも副業は可能なの?」「どのような点に注意が必要?」など、疑問や不安を抱えているかもしれません。
本記事では、保育士の副業について、注意点や収入・スキルアップにつながる仕事を紹介します。ぜひ、今後の働き方を考える上でのヒントとして、参考にしてください。
【この記事で分かること】
- 保育士は副業できる?
- 保育士が副業をする際に注意すべきこと
- 保育士が副業を選ぶ際のポイント
- 保育士が始めやすい副業7選
もくじ
保育士は副業できる?

保育士が副業を検討する際は、まず勤務先が認めているかの確認が不可欠です。ルール違反の副業は、最悪の場合、職を失うリスクを伴います。トラブルを避けるため、就業規則をチェックしましょう。
【監修者・礒部はるかのアドバイス】
保育士が副業を考える背景には、給与面だけでなく「スキルアップ」「将来への備え」「自己実現」など、さまざまな理由があります。特に、保育の現場で培った特技や経験を生かせる副業は、自己成長にもつながります。また、転職や独立に向けて、その資金集めとして副業を考える保育士も少なくありません。
公立保育園の場合はできない
公立保育園の正規職員の保育士は、地方公務員法によって原則的に副業が禁じられています。無許可で副業を行った場合、懲戒処分などの重い罰則を受ける可能性があるので注意が必要です。
ただし、投資や一部の講演活動などは例外となる場合もあります。また臨時職員は正規職員とは規定が異なるため、個別に勤務先へ確認しましょう。
私立保育園の場合は法律上は可能
私立保育園の正規職員は、法律では副業を禁じられていません。そのため原則可能ですが、重要なのは園ごとの就業規則です。園によっては規則で副業が禁止されていたり、同業での副業が不可などの制限を定めていたりする場合があります。パートや派遣などの非正規職員も正規職員に準じるのが一般的なため、就業規則を確認し、ルールを守りましょう。
保育士の副業経験は半数以上!
保育士の副業経験について、「保育のお仕事」が行った128名へのアンケートでは、回答者の半数以上が、保育士として働きながら別の仕事をした経験を持つと回答しています。
具体的な副業先には、夜間や休日を活用しやすい飲食店や、本業とは別の形での保育業務ができる施設などが多いです。その他には、ホビースクールでの講師やインターネットビジネス、コンビニエンスストアなどが挙げられています。
保育士の副業の実態を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
保育士が副業をする際に注意すべきこと

保育士の仕事は体力も精神力も使うため、副業を両立させるにはいくつかの注意点があります。知らずに始めて後悔しないよう、事前に確認すべきことや、気を付けるポイントを覚えておきましょう。
- 保育士の仕事に支障を来さないようにする
- 副業のガイドラインを把握する
- 副業先の稼働時間を管理する
- 副業での所得が年20万円を超えたら確定申告をする
- プライバシーを考慮して業種を選ぶ
- 同僚に副業の話をしない
- 本業と副業のメリハリを付ける
- プライベートの時間も確保する
保育士の仕事に支障を来さないようにする
副業を選ぶ際は、自身の体力やライフスタイルを考慮し、過度な負担にならない、無理なく続けられる内容かを見極めることが重要です。保育士の仕事は、多くの体力と集中力を要します。副業をすることで働く時間が増えると、どうしても休息時間が削られ、心身の疲労が蓄積しやすくなります。
副業したことで本業でのパフォーマンスが低下したり、体調を崩して欠勤につながったりしてしまうと本末転倒です。しっかりと体調を管理し、本業に支障を来さない範囲で副業に取り組みましょう。
副業のガイドラインを把握する
勤務先の保育園で副業が許可されている場合でも、副業を始める前には厚生労働省が定める副業に関するガイドラインを確認しましょう。このガイドラインには、副業として認められる労働時間の上限や、本業への影響を考慮し避けるべき職種などが具体的に示されています。
これらのルールが設定されているのは、保育士の本業に支障を来さないようにするためです。また子どもたちの個人情報が漏えいするなど、絶対にあってはならないリスクやトラブルを未然に防ぐためでもあります。
安心して長く副業を続けるためには、勤務先の規則だけではなく、公的なガイドラインの内容も理解し、厳守する意識を持ちましょう。
※参考:厚生労働省. 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」. https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000996750.pdf , (参照2025-05-18)
副業先の稼働時間を管理する
保育士が副業をする際は、働く時間の合計に上限規制がある点に注意が必要です。労働基準法では、「1日8時間、1週間40時間」が法定労働時間の上限と明確に定められています。すでに本業でフルタイム勤務をしている場合、副業の時間は残業時間扱いです(雇用契約の場合)。
残業時間には、月45時間、年360時間の上限が定められています。法定労働時間を超える部分には、原則として割増賃金が発生します。これにより、本業先・副業先双方の給与計算や管理に影響が出る場合があります。労働者の健康確保などの目的で設けられているルールのため、認識の相違を防ぐため、労働時間については勤務先と事前にしっかり話し合っておくのがおすすめです。
副業での所得が年20万円を超えたら確定申告をする
副業による年間の所得が20万円を超えたら、自身での確定申告が義務となります。これは、本業の年末調整では対応できない副業分の税金計算を、自身で行う必要があるからです。
申告期間は毎年2月16日~3月15日です。期限を過ぎると、延滞税や加算税などのペナルティの対象となるため注意しましょう。最近はスマートフォンアプリなどで比較的簡単に確定申告を行えるようになっていますが、初めての場合は書類準備や記入方法などで戸惑う可能性もあります。早めに情報を集め、余裕を持って申告期間内に手続きを完了させてください。また、副業所得によって住民税額が増えることも把握しておきましょう。
プライバシーを考慮して業種を選ぶ
保育士が副業を選ぶ際は、プライバシーの観点から業種選びに注意が必要です。副業が知られることで保護者からの信頼を失ったり、予期せぬトラブルを招いたりする恐れがあるためです。特に、顔を出して活動するYouTubeの配信者やインスタグラマー、モデルやコンパニオンなどの職業は、不特定多数の目に触れるリスクが高くなっています。自身のプライベートを守り、長く副業を続けるためにも、身バレしにくい働き方・活動場所を選ぶよう心掛けましょう。
同僚に副業の話をしない
保育士が副業を行う際は、職場での人間関係を円滑に保つために、同僚への情報共有は慎重に行いましょう。安易に話してしまうと、本意ではない形で園長や主任に伝わってしまう可能性があるからです。
園で副業が認められている場合でも、自身の活動が職場で詮索されたり、業務に支障が出ているのではと疑われたりする可能性を考慮しなくてはなりません。トラブル回避とプライバシー保護のため、副業の詳細は最小限にとどめるか、完全に伏せておくと良いでしょう。
本業と副業のメリハリを付ける
保育士が副業を続けるには、両立を成功させるためにもメリハリを付けるよう意識してください。副業を始めたことで、つい本業の勤務時間中に副業のことが気になったり、疲労が本業に影響したりする事態は避けたいものです。それぞれ仕事に取り組む際は、「今は本業の時間」「今は副業の時間」と気持ちや意識を切り替えましょう。
業務で具体的な目標やタスクを設定すると、目の前のことに集中しやすくなり、効率アップにもつながります。
プライベートの時間も確保する
プライベートの時間を確保することも、保育士が副業をする上で大切にしたいポイントの一つです。十分な休息を取り、心身の健康を保つことが、両方の仕事で高いパフォーマンスを維持する基盤となります。自分の趣味や、家族と過ごす大切な時間も確保し、リフレッシュするゆとりを持つよう意識しましょう。
保育士が副業を選ぶ際のポイント
保育士が副業を行う際にはさまざまな注意が必要となるため、「なかなか仕事が見つからないのでは」と心配に思う方もいるかもしれません。しかし、ポイントを押さえて選べば、保育士の仕事と両立しやすい職種の仕事を探しやすくなります。
ここからは、保育士が副業を選ぶ際のポイントを説明します。
- 身体・精神的に負担の少ないものを選ぶ
- 副業で得たい金額を具体的に考えて選ぶ
【監修者・礒部はるかのアドバイス】
保育士が副業をする際は、周囲に知られても信頼を損なわない仕事を選ぶことが大切です。保護者や同僚に知られたとき、不適切と感じられる副業は信頼や評価に影響を与えることがあるので、そういった副業は避けましょう。また、勤務先の保育園から近すぎると、保護者や関係者に見られる可能性が高まり、不要な誤解やうわさの原因になることもあるため、職場からある程度距離のある場所を選ぶことをおすすめします。
身体・精神的に負担の少ないものを選ぶ
保育士の仕事と副業を両立させるためには、身体的・精神的な負担が少ない仕事を選ぶのがポイントです。体力的にきついものや、精神的に消耗するような副業は、本業の保育士業務に影響が出る可能性があります。そのため、在宅勤務ができるものや、通勤時間がかからない仕事などを検討しましょう。
副業で得たい金額を具体的に考えて選ぶ
保育士が副業を選ぶときは、副業で得たい金額を具体的に考えてから選ぶことも大切なポイントです。目標を明確にしておくことで、副業のモチベーションを維持しやすくなるからです。
目標の金額を決めたら、それを実現できる副業の中から選ぶと良いでしょう。ただし、いきなり大きな額を目指すとプレッシャーになる可能性もあるため、まずは少ない金額から設定し、徐々に上げていくのがおすすめです。
保育士が始めやすい副業7選

保育士が副業を検討するにあたり、「どのような仕事があるの?」「どのような仕事であれば始めやすい?」と気になる方は多いでしょう。自身の都合に合わせて働けたり、特別なスキルがなくてもできたりする副業もあります。
ここでは、保育士が取り組みやすい副業を7つご紹介します。選択肢の一つとして参考にしてください。
- ベビーシッター
- 家事代行
- 幼児教室やピアノの講師
- 臨時託児スタッフ
- Webライター
- Webデザイナー
- ハンドメイド販売
【監修者・礒部はるかのアドバイス】
これらの副業が保育士におすすめな理由は、保育士としての専門知識や経験を生かしやすいこと、本業との両立がしやすい点です。ベビーシッターや臨時託児、幼児教室講師など子どもに直接関わる仕事は経験者として採用されやすく現場で培ったスキルをしっかり生かせます。家事代行は基本的にシフト制で柔軟な働き方が可能です。WebライターやWebデザイナー、ハンドメイド販売は自宅での作業が中心で、育児や本業と両立しやすいのが魅力です。
ベビーシッター
保育士資格を生かせる副業の代表格がベビーシッターです。保護者に代わって子どもを預かり、依頼者の自宅や近隣の施設などでお世話をします。共働き世帯の増加に伴い需要が高まっており、保育士としての専門知識や経験は大きな強みとなります。
資格は必須ではないものの、保育士の資格や実務経験があれば依頼者からの信頼を得やすく、高時給を狙えるのがメリットです。またオンラインプラットフォームを利用すれば、空いた時間で仕事を探しやすい点もいいところです。
家事代行
家事代行は、依頼者の自宅で掃除や洗濯、料理、買い物など、日常的な家事を請け負うサービスです。保育士資格が必須ではないものの、もし子どものお世話や送迎も依頼内容に含まれる場合は、保育の経験や専門知識が大いに役立ちます。
「料理だけ」「掃除だけ」など得意な家事に特化して働けるため、苦手な作業をする必要がありません。また1日1時間からの勤務も可能な場合が多く、平日の隙間時間など、自分のライフスタイルに合わせて無理なく働ける点が魅力です。家事代行サービスを運営する企業に登録すれば、未経験でも研修を受けられるので、始めやすい副業といえるでしょう。
幼児教室やピアノの講師
保育士としての専門知識や経験を生かせる副業として、幼児教室の講師やピアノの講師が挙げられます。幼児教室では就学前の子どもを対象に、発達段階に合わせた多様な指導を行います。
また保育園でピアノを弾く機会が多い方は、そのスキルを生かして子ども向けのピアノ講師として活躍できます。いずれも子どもと直接関わる仕事のため、普段から子どもと接している保育士は、スムーズに信頼関係を築けるでしょう。週1回からのシフト制を採用している教室も多く、自宅での開講や音楽教室への勤務など、自身の都合に合わせた働き方を選べるのが魅力です。
臨時託児スタッフ
保育士資格を直接生かせる副業として、臨時託児スタッフがあります。これは、イベント会場や商業施設の一時預かりスペース、結婚式場などで、保護者の代わりに子どもたちの保育を行う仕事です。単発や短時間の勤務が多く、土日や祝日など本業の休日に合わせて柔軟に働ける点が大きな魅力です。
通常の保育園とは異なる環境で、多様な年齢の子どもたちと関わることで、新たな保育経験を積むこともできます。高時給が期待できる案件も多く、短時間で効率よく収入を得たい方にもおすすめです。
Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載される記事やコラムなどを執筆する仕事です。パソコンとインターネット環境があれば、基本的に自宅にて自分のペースで作業を進められます。
特別な資格は不要で、文章を書くことが好きであれば誰でも挑戦できます。特に、保育に関する記事や子育てのコラムなど、ご自身の保育士資格や実務経験を生かせる案件も多いです。
最初は低単価かもしれませんが、実績を積んでライティングスキルが向上すれば、高単価の案件も獲得できるようになります。通勤の負担がなく、本業に支障を来すリスクが低い点も大きな魅力です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの見た目や使いやすさをデザインする仕事です。魅力的なサイト構築には専門的なスキルが求められますが、案件単価が高いため、一度技術を習得すれば、効率よく収入を増やせる可能性があります。
デザインソフトの操作やWebデザインの知識、場合によってはプログラミング言語の理解も必要となるため、独学やスクールで学ぶ時間が必要です。しかし、自宅で作業できるケースがほとんどで、本業と両立しやすい点は大きな魅力です。
ハンドメイド販売
手先が器用な方や、物作りが好きな方に向いているのが、ハンドメイド販売です。自分で作った作品をインターネットの販売サイトやフリマアプリ、またはSNSなどを通じて販売し、収入を得る副業です。
保育士としての経験から、入園準備品や子ども向けアイテムなど、保護者のニーズを捉えた作品作りができるのは大きな強みになります。時間に縛られずに自分のペースで作業できるため、本業との両立もしやすいでしょう。ただし、作品の品質や価格設定、販売戦略が収入に直結するため、確実な収入を保証するものではありません。
保育士が副業以外で収入アップを狙うには?
もし、お勤めの園の規則で副業が認められていないと分かったら、「収入を増やす方法はないのかな……」と肩を落としてしまう保育士さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、副業という選択肢がなくても、今の職場で、あるいはこれからのキャリアを考える中で、収入を増やしていくためのヒントはきっと見つかるはずです。
ここからは、保育士が副業以外で収入アップを狙う方法を解説します。
- 昇進を目指す
- 待遇の良い職場に転職する
昇進を目指す
非常勤やパートで働く保育士の方は、正職員になることで収入アップが見込めます。すでに正職員として勤務している場合は、昇進を視野に入れましょう。近年では「処遇改善加算」の制度が導入され、副主任保育士や専門リーダーといった役職に就く保育士に対して、追加の賃金が支払われるようになりました。専門性を高め、必要な資格を取得することで、キャリアアップの道が開けます。
処遇改善については、以下の記事で詳しく解説しています。
【2025年度】保育士の処遇改善手当とは?金額や支給条件などをわかりやすく解説!
待遇の良い職場に転職する
現在の職場の給与や待遇に不満がある場合、より良い条件の職場へ転職するのも手段の一つです。福利厚生が充実している園や、スキルや経験を適正に評価してくれる職場を選ぶことで、本業のみで収入アップを実現できる可能性があります。
また保育士資格を生かせる職場は保育園だけではありません。児童発達支援施設や放課後等デイサービスなど、子どもたちの成長をサポートする多様な場所であなたの専門性を発揮できます。視野を広げて転職先を探すことで、希望の収入を得られる可能性も高まります。
保育士の副業に関するよくある質問
ここでは、保育士の副業に関して多く寄せられる疑問にお答えします。副業を検討する際に役立つ情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
副業が職場にバレないようにするには?
副業がバレる要因として多いのは、副業による所得増で住民税の金額が変わることです。副業が職場に知られないようにするには、本業に支障が出ない範囲の少額な収入の仕事を選ぶのがいいでしょう。
住民税は通常、給与から天引きされる「特別徴収」ですが、これを自分で納付する「普通徴収」に切り替えることで、職場に副業分の住民税額が通知されるリスクを減らせます。
とはいえ、職場の就業規則を確認し、副業に関する規定を遵守することが大前提です。勤務先の保育園が副業を禁止している場合は、無理に副業をしないようにしましょう。
副業の税金は納めなくても良い?
副業で得た収入にも、原則として税金は発生します。本業の年末調整では副業分の収入は含まれないため、年間20万円を超える副業収入がある場合は自身で確定申告が必要です。これを怠ると脱税と見なされ、罰則の対象となる可能性があります。
収入や経費をきちんと記録し、正確に申告することが大切です。住民税も副業収入に応じて増額されるため、注意が必要です。税金について不明な点があれば、自己判断せずに税理士や税務署に相談するといいでしょう。
副業禁止の職場で副業をするとどうなる?
規則に違反して副業を行った場合、最悪のケースでは解雇といった重い処分を受けるリスクがあります。保育士としてキャリアを築いていくことが難しくなる可能性もあるため、今後のキャリアを考えると、本業で収入アップを狙う方が良いでしょう。
まとめ
保育士が副業を検討する際は、まず職場の就業規則を確認しましょう。副業が禁止されているにもかかわらず行うと、最悪の場合、発覚したときに解雇される可能性があり、キャリア形成に大きな影響を与えかねません。
もし副業が許可されているのであれば、本業の保育士の仕事に支障が出ない範囲で、体力や精神的な負担が少ない仕事を選ぶことが大切です。しかし、働く時間が増えれば、心身への負担は避けられません。また副業が許可されていない場合は、本業での昇給を目指したり、より良い待遇の保育園への転職を検討したりすることで、収入アップを狙えます。
「保育のお仕事」は、幅広い求人情報と専門知識で、保育士の転職を成功に導きます。給与交渉や面接日程の調整など、自分では聞きにくい・面倒なこともキャリアアドバイザーが代行できます。まずは一度、あなたの希望をお聞かせください。
監修者情報

礒部はるか
保育士資格・幼稚園教諭一種免許状を保有。大学卒業後、学童・児童館にて保育士として従事。その後、保育園にて乳幼児クラスを担当。現在は複数の保育メディアにてライター・編集者・監修者として活動。