就職・転職ガイド

ちょっと待った!転職で後悔しない辞め時の見極め方

「頑張っているのにうまく行かない…」
「人間関係がツラい…」
「残業続きでクタクタ…」
仕事で長い間ストレスを受け続けていると「辞めたい」と思うことがありますよね。しかし、今後のキャリアプランを考えずに退職してしまうと後々後悔することにも。今日は色々な角度から適切な”辞め時”を考えてみましょう!

【満足?後悔?】大きな決断の結果は…

仕事を辞めることは業界や年齢を問わず大きな決断。「辞めて正解だった」と思う方がいる一方で、「あの時辞めなければよかった…」と思う方も多いよう…。まずは皆さんの声を聞いてみましょう。
保育士さんの笑い顔と泣き顔

「辞めてよかった!」退職に満足派の声

  • 転職してもう少しでまる二年、年収は2倍になったのに、休みも前の会社より25日多いし、何より仕事楽しいし、転職して正解だった!
  • 《参考》Twitter|鰯ンス(⊙ө⊙)さんの投稿@15xmTod

  • こんな会社に居て腐るより、私は辞めて正解だと思いました…
  • 《参考》教えてgoo

「辞めなければよかった…」退職に後悔派の声

  • 公務員、辞めなければよかったです…保育士で公務員だったのですが、自分がいかに法に守られていたか、ヌルいところにいたか民間に入れば思いますよ。
  • 《参考》大手小町|発言小町

  • とにかく上司がいやで、辞めたかったので何も考えず辞めてしまったのですが、その後後悔しています。
  • 《参考》大手小町|発言小町

  • 仕事が苦痛で辞めたのはいいが無職でいるときのほうがもっと辛いな。仕事辞めなきゃよかったとつくづく思う
  • 《参考》求人サイト構築さんの投稿@jobmakerr

退職後、次の職場でミスマッチを感じてしまった場合や、転職がうまくいかず長期化する場合には、後悔する結果になりやすいようですね。

勤続年数、年齢…辞めるにはタイミングが重要!

走る保育士のシルエット

女性の転職適齢期?! 25歳・28歳・33歳

「転職は35歳がリミット」などと聞いたことがある方は多いでしょう。近年は必ずしも35歳が限界とは言い切れませんが、年齢と転職が無関係というわけではありません。女性の場合には25歳、28歳、33歳頃が自身のキャリアを見直すターニングポイント。30歳、35歳など企業が人材を見る際の目が厳しくなる前の「適齢期」とも言えるこれらの年齢を目安に、今辞めるべきかを考えましょう。

例えば23歳で同業界に転職を希望するなら、25歳までを目安に経験を積むことも方法。別の仕事にチャレンジしたい場合で、28歳を迎えているならば早めの行動が必要でしょう。

また、結婚や出産などのライフイベントで職を離れる場合に備え、ある程度経験を積んでおくことも必要です。

短いと不利にも…出来れば最低でも勤続2年

短期の転職の繰り返しは、選考でマイナスに捉えられてしまうことも。目安として言われるのが勤続年数2年。転職活動をより有利に進めたいのであれば、最低でも2年は辞めずに経験年数を確保しておくこともひとつの方法です。

新しい仕事を探し始める指標にすべき10のポイント

カナダの就職情報サイトであるWorkopolisの編集長、Peter Harrisさんは、現在の職場が次の10の項目のどれかに当てはまる場合は、転職を検討すべきと提案しています。

当てはまる項目があれば、次の仕事を探すことを考えても良いでしょう。ただしその状況が「辞める」という選択でしか解決できないかはよく考える必要があります。
 

決心の前に…【辞めるリスク】を考えて!

「適齢期にも転職を考えるべき指標にも当てはまる、ならば辞めて次へ!」と思った方もいるかもしれませんが決断はちょっと待って!辞めることのリスクを十分理解して、避けられるものは回避しましょう。

金銭面のリスク

仕事を失うことは収入源がなくなること。生活に直結するこのリスクを出来るだけ軽減するために、次のことに気を付けましょう。

  • ◎次の就業先を決めてから辞める
  • ◎賞与や退職金など、もらえる金額で損をしないように辞める時期を調整する
  • ◎失業手当などは勤続年数で受給資格の有無が変わるので、受給条件をクリアできるよう退職時期を調整する

社会的信頼面のリスク

仕事を辞めると、ローンやクレジットカードの審査が難しくなります。近々必要になる可能性がないか考えておきましょう。また離職経験は履歴書にも残るもの。一般に30代では3回目の転職から企業がマイナス評価をする傾向にあるとも言われていますので慎重な判断が必要です。

辞め時を見つけたら、転職や退職手続きの計画を!

笑顔でアドバイスする女性

ここまでに辞めよう!と決まったならば、そのゴールに向けて、転職活動や退職手続きのスケジュールを組みましょう!ここでは計画を練る際の目安をご紹介します。

保育士の求人が多いのは1~3月!

業界によっても差はありますが、保育士の場合、一般的に年度切り替えで求人ニーズが高まると言われるのが1~3月。一般企業ならば決算前後の3~4月と9~10月が求人が多くなる時期です。案件が増えることで求人に応募する機会が多くなると言えるでしょう。

転職活動に要する期間はおおよそ3か月を目安に

自己分析~内定まで目安として3か月は見ておきましょう。応募しやすい時期をスタートの目安にしても良いですが、3か月後が職場の繁忙期にあたる場合には、退職手続きの時期を調整する必要もあるため、もう少し長めに期間を見積もることが必要です。

⇒ 《こちらの記事も参考に…》円満退職に不可欠な7つの準備

編集者より

辞めたいと思ったときは、自分で思うよりも感情的になっていることもあります。一度冷静に見極めるためにも、辞めたい理由を書き出したり、第三者に話を聞いて貰うと良いでしょう。

頑張っている貴方だからこそ、ご自身のキャリアを高められる転職をしてほしいです。将来「あの時決断して良かったな」と思うためにも、辞める決断には十分な時間と考える労力を惜しまないよう心がけたいものですね。 

参考文献・サイト

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