就職・転職ガイド

新卒・中途でこんなに違う!就職・転職活動の流れのキホン

新卒の方も中途の方も、今頃は就職・転職に向けて選考フローに進んでいる最中ではないでしょうか?
これから冬に向けて、新卒の方にとっては内定が出る時期、中途の方にとっては新年度の採用に向けた求人が増える時期がやってきます。
今回は新卒と中途、それぞれの就職活動の流れについて、その特徴や違いをご紹介します。

新卒と中途…就職活動の流れに違いはあるの?

席に着く女性
ひとくちに就職活動と言っても、新卒と中途とでは流れがだいぶ異なります。まずはその違いについておおまかにポイントをまとめてみましょう。

採用枠
新卒 合同で就職説明会を開催する、実技試験や面接会を開催するなど、一定のスケジュールで採用活動が進む
中途 求職者の現職の都合などもあるため、応募受付を行い、その都度対応を行うというパターンが多い
注目されるポイント
新卒 コミュニケーション能力や、熱意や意欲
中途 今までの経験や知識、能力

人柄や社会人としての常識、清潔感など共通して見られる部分はありますが、他の部分でこのような違いが見られます。
中途の場合は特に、新卒の頃とまったく同じ心構えで挑むと後悔することにもなりかねませんので注意しましょう。

選考フロー
新卒 大きな事業所だとエントリーシートの提出や小論文、グループディスカッションなどが課されることも
中途 面接のみが課されるという場合もある(※だからといって中途の方が楽に内定を獲得できるわけではありません)

事業所ごとに異なりますが、新卒と中途とで選考の流れが異なることは良くあることです。
例えば面接の回数が異なったり、筆記試験、実技試験の実施で違いがあったりします。

採用時期
新卒 基本的には3月に専門学校や大学を卒業し、新年度から入職するという流れが一般的
中途 事業所の職員体制や求職者の現職の退職スケジュールなどが関与するため、必ずしも年度の切り替え時期からの入職とは限らない
内定が出てからの流れ
新卒 内定から入職まで数カ月の時間がある場合、入職前に一定の研修などを実施することも
中途 即戦力として内定後すぐに入職というパターンも多いため、事前研修などは設けずに、現場でのOJT等で対応する場合が多い
基本的な部分だけでも新卒と中途の採用の流れが大きく異なることが分かるホィね!事業所のホームページなどで、自分に合った採用フローを確認し、対策をすることが大切だホィ。

 

※公務員試験の場合などは、年齢制限はあるものの、新卒でも既卒でも、同様の条件のもとに試験を受けることになりますので、この限りではありません。

 

【新卒】保育士さんの就活スケジュール

保育士のイラスト

保育業界は他の業界に比べて、次年度の職員配置を決めるのが遅めです。秋頃から現職員の意向を聞き、次の体制を考えていくケースが多くあります。
そのため他業界より遅れてエントリーや採用試験、面接が実施されることになります。内定が出るのが年末~2月頃というパターンが一般的なようです。


 

公立の保育園の場合は8月頃から一次試験・二次試験が始まり、私立の保育園の場合は6月頃からエントリーが始まって筆記試験・面接……といった選考を年末まで進んでいくケースが多いようです。
とはいえこれは一般的な例。事業所によってエントリー時期が違ったり、選考フローが大きく異なったりする場合もあるため、必ず確認するようにしましょう。

保育士試験を受ける場合は?

養成校に通っている場合は卒業と同時に資格を取得できるため、上記のようなスケジュールになりますが、保育士試験を受験する場合にはその試験のスケジュールも予定に組み込まなくてはいけません。

年に2回実施されている保育士試験か、地域によっては地域限定保育士試験のいずれかを受験してから、就職活動に挑むことになります。
(平成30年度後期保育士試験は筆記が10月21日(土)・22日(日)、実技が12月9日(日))

保育士試験については全国保育士養成協議会のサイトを、地域限定保育士についてはこちらの記事をご参考くださいね。

【中途】保育士さんの就活スケジュール

チューリップの花束
中途の場合は公立の保育士さんを除いて、新卒のように定まった時期に応募、選考が進むということはありません。
ただし職員の入れ替わりの多い年度の切り替え時期には人材ニーズが高まるため、1月~3月に求人が増える傾向にあります。
 

 
上記のように、中途の場合はよりシンプルな就職活動の流れが一般的になりますが、現職がある場合には退職の手続きも同時に進めていかなくてはなりませんので、忙しい中での転職活動を強いられる場合が多いでしょう。
 
場合にもよりますが、現職の退職スケジュールなどによっては、入職時期は求職者と園とで調整することが可能です。

基本的な就職活動の進め方

中途採用の場合には、学校の就業セミナーや、キャリアセンターの支援が基本的にはないため、自分自身で求人情報を収集していく必要があります。また大々的な説明会などがない場合も多いので、自ら事業所研究をすすめる姿勢が必要です。
 

◆主な求職活動方法◆
□ ハローワーク
□ 事業者のHPなどの求人情報
□ 求人誌など
□ 卒業校の就職課など
□ 自治体の開催する就職説明会・セミナー
□ 求人サイト
□ 人材紹介
□ 知人・友人の紹介

 
興味のある求人を見つけたら、その園のホームページや電話連絡先にコンタクトを取り、履歴書の送付などの応募を行います。その後は筆記試験や面接など、各事業所の採用試験を受けることになります。

事業者のホームページなどから直接応募する場合には、基本的には園と求職者との直接のやりとりになるけれど、ハローワークや人材紹介を利用する場合には、窓口を通して面接の日程調整や結果の通知が行われることもあるホィ。

 

これから就職活動をされる方へ…

うさぎのイラスト
就職活動とはお見合いのようなものである…学生時代に誰かからそう聞きました。自分自身の道を切り開くための戦いでもありますが、やはり”縁”がなければ良い就職は実現できません。
 
やらなくてはならないことが多くある中、また情報があふれる中、応募先の園が自分に合っているかどうか見極めるのは容易なことではありません。しかし焦ったり、待遇など目先の魅力だけに注目して、自分自身の希望する生き方や、保育観として大切にしたいことを見失っては、納得する就職は叶わないでしょう。
 
就職活動の流れをしっかりと把握し、何が必要なのかをいったん整理して、時間的にも精神的にもゆとりを持って就職活動を進めていってくださいね。あなたにとってベストな就職が叶うよう、応援しております!

参考文献・サイト

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