保育士として働き続けるうえで、ハードルとなるのが結婚、出産、育児。我が子の預け先が無い、時短勤務ができない…などでやむなく退職するケースも多いよう。長く働いていくには、ライフイベントにも対応できる職場選びが重要です。本日は長く働ける職場を見極めるコツをご紹介します!
《産休・育休制度》取得実績を確認しよう!
「産休育休制度あり」の表記だけで安心するのはNG。実績が無く取りづらい…ということもあるので、なるべく実績を確認しましょう。
募集背景が産休取得スタッフの欠員補充ならば「実際に取得できる」とわかりますし、求人に実績が書かれていることも。記載が見当たらなければ人事に質問しても良いでしょう。
- 施設によって「取得しやすさ」ってあるの?
- 公立保育所で公務員として働く場合には、比較的産休等の取得がしやすいようです。ただし応募には年齢制限があるので注意。また大手企業や医療法人の事業所内保育所、大手株式会社や社会福祉法人の運営する私立保育所などは、福利厚生制度が手厚く取得に積極的な傾向にあります。
《託児施設》我が子の預け先を考えよう!
育休後の復帰時には、我が子の預け先を考える必要があります。勤務先の保育園に託児できるところもあるので、未婚であっても確認しておくと良いでしょう。また複数の保育施設を運営する大手であれば、同じ事業所が運営する近くの施設へ預けられる場合もあります。
《勤務時間》家庭と両立できる時間帯を選択!
夜勤がある場合や、残業が多い場合には、子どもを持った時に正規職員で続けることが困難になることも。残業は求人から把握しづらいですが、行事の少ない企業内保育や病児保育、職員配置人数の多い施設では比較的少ない傾向があります。
時短勤務ができるところも!
導入事例は少ないですが、「時短勤務(短時間正社員)」制度がある保育施設もあります。子育ての間は時短で働き、のちのち通常勤務に戻すこともできるため、ライフステージに合った働き方ができます。
また、正規職員、パートなどを変更できる場合も。人員配置によって必ずしも希望が通るとは限りませんが、そういった制度の有無は確認しておきましょう。
《平均年齢》若すぎる場合は要注意!
設立は古いのに、平均年齢は20代…などという場合には、離職率が高い場合があるので注意。逆に子育てをしている30~40代の職員が多く活躍している施設は、続けやすい環境が整っていると言えるでしょう。合わせて平均勤続年数も確認しておきましょう。
《人間関係》選考のやり取りで見抜こう!
長く働き続けるためには人間関係も重要!すべてを選考中に見極めるのは難しいですが、限られた中で関係の良し悪しを見抜くポイントをまとめました。
◆ ファーストコンタクトの印象を大切に
勘のように思えて意外と重要。電話で求職者と分かると態度を変えた、声色が終始暗く事務的…などという場合にはご注意を。応募者=仲間になるかもしれない人です。職場の仲間を大切にする考えが根付いていれば、対応をおざなりにすることは少ないでしょう。
◆ 面接時は人事の対応や職場を観察
面接は職場の空気を肌で感じる絶好のチャンス。例えば目を見て話をしてくれるか。笑顔がみられるか、質問をしたとき態度を変えず対応してくれるかなど様子を見ましょう。職場内での面接ならば、職員同士に会話があるか、笑顔があるかも観察してみましょう。
◆ HPがある場合には写真や理念もチェック
施設のホームページなどは事前に確認を。写真で園内の職員の表情や空気感が感じ取れますし、理念などに共感できるかも確認できます。特殊な幼児教育を採用している場合は、勤務外に自学自習を多く必要とする場合もあるので、方針はきちんと確認しておきましょう。
編集者より
子どもが好きだからこそ、我が子の保育を後回しにすることはできませんよね。だからこそ職場選びは慎重に!将来的なことも考えて、子育てと両立できる環境をじっくり選んでいきたいものですね。
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