保育士になりたい!でも私って保育士に向いているの?…そんな悩みを持ったことはありませんか?職業にはどんなものでも向き、不向きがあるものです。今回は保育士を目指す人や、今保育の現場に身を置きながらも、ご自身の適正に悩んでいる方に、保育士に向いている人、向いていない人の特徴をご紹介します!
子どもが好きだけじゃダメ!
保育士に向いている人の特徴の大前提として「子どもが好き!」という点が上げられますが、ただ子ども好きなだけでは保育士に向いているとは言えないでしょう。
保育においては、子どもの発達段階に応じててねらいを設け、さまざまな方面からその成長のサポートを試みます。かわいい子どもの姿を見るのが好き!だけでなく、時に厳しく自立を促しながらも、子どもたちの成長を見ることに喜びを感じられれば、保育士の仕事にやりがいを感じ続けることができるでしょう。
- ■保育士に向いている人
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□ 子どもが成長する姿を見るのが嬉しい
□ 子どもの学びのために何ができるかを考えるのが好き
□ 子どもだけではなく、幅広い世代とのコミュニケーションが得意
- ■保育士に向いていない人
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□ 子どもが喜ぶ姿を見たくて、つい甘やかしてしまう
□ 子ども以外の世代の人とのコミュニケーションが苦手
体力と健康管理は必須条件?!
保育士さんは案外力仕事も多いもの。子どもたちの抱っこやおんぶ、重い荷物の移動など、実際腰痛や慢性疲労などでお悩みの保育士さんも多いのが現状です。
そのため「体力に自信がある」というのは、保育士さんにとっての強みになるでしょう。また、合わせて自己管理がきちんとできることも重要な要素になります。感染症なども起こりやすい保育の現場でも、体調を崩さないように、栄養バランスや睡眠などに配慮できる。そういった自己管理がしっかりできる人は保育士さんには向いているでしょう。
文章を書くことが得意でないと難しい?
一般的な保育士さんのイメージとは裏腹に、保育士業務には多くの事務作業が伴います。日案、週案、月案や個別の指導計画、連絡帳に園だより…多くの書類作成がありますので、「文章を書くのがとても苦手…」という方は苦戦を強いられるかもしれません。
ただしこれは、経験に応じて高めていける能力でもあります。他者にわかりやすい文章を書くトレーニングや、文字をきれいに書くことを心がければ、現状スキルが無いからといって諦める必要はないでしょう。
見たことや感じたことを、うまく文章に表現できる方は、そのスキルをお仕事に活かせるホィ!
ポジティブ思考は強い味方
職場の人間関係に悩むこともあれば、保護者とのトラブルに頭を悩ませることもある保育士さんのお仕事。ネガティブ思考で常に落ち込みやすい…という方は、少々考え方の改善が必要になってくるでしょう。
計画に対して、思い通りにならないことも多々あるので、物事をポジティブに捉え、臨機応変に前向きな対応ができるスキルは、保育士という仕事を続けていく上で、強い武器になるでしょう。
ものごとに感動できる力が大切
子どもたちは、日々さまざまなことに心を動かし、気づき、多くを学んでいきます。だからこそ、それを見守る保育士さんには、子どもたちの心の動きに寄り添える感性が必要になってくるでしょう。
大人が日々見落としがちな季節の変化や、人の様子に敏感に気づける方、また小さなことにも感動することができる、感情の豊かさを持った方ならば、日々の保育をより楽しむことができるでしょう。
編集者より
誰しも、働き続ける中で「私はこの仕事に向いていないのではないか…」と悩むことはあるでしょう。しかし、保育士さんは誰もがなれる職業ではありません。保育業界でキャリアを積んでおられる方であれば、今回ご紹介した適性をどこかお持ちであったのではないでしょうか。
今回ご紹介した適正については、決してすべての要素を備えていなければ保育士さんとして続けていけない…というものではありません。
やりがいが大きいとともに大変なことも多いお仕事ではありますが、保育に興味を持たれている方、また保育士としてこれからもキャリアを積んで行きたいという方は、ぜひお仕事の中で適性を身につけて、更にステップアップして行ってくださいね!
参考文献・サイト
- 保育士になる方法|現役保育士が教えます
- 保育士になりたい人のための情報サイト
- 保育士に向いている人・向いていない人
- ほいくの森
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